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 授業中の生徒の脳は活発に働いているか――。高校生の頭部にセンサーをつけ、脳の活動量を読み取ろうという実験が、神奈川県横須賀市の三浦学苑高校で始まった。授業の改善につなげるのが狙いで、目新しい機械に生徒らは興味津々だが、「頭の中をのぞかれるようで恥ずかしい」という声も聞かれた。

 27日に同校であった1年生の現代社会の授業。24人の生徒と、野桜慎二教諭(47)のおでこには、白いセンサーが取り付けられていた。

 授業のテーマは日本国憲法。「国民が主権をもっているとはどういうことか、文章で書いてください」。野桜教諭は生徒たちに指示し、教室の前方に置かれた端末をのぞき込んだ。画面には生徒一人ひとりの脳の活動量がリアルタイムで表示されている。色はめまぐるしく変化し、生徒が課題を考え始めると、脳が活発に働いていることを示す赤系のマス目が増えた。

 仕組みはこうだ。生徒のおでこのセンサーが「脳の司令塔」と言われる前頭前野の活動量を計測。量が多ければ赤、中ぐらいなら黄や緑、少なければ青へと色が変わっていく。「おもしろいでしょ。個人で考えるとみんな赤くなる。でもペアで考えるときは赤い子と赤くない子が出るんです」と野桜教諭。

 システムは、東京大学大学院総合文化研究科の開(ひらき)一夫教授らが開発した。三浦学苑での実証実験は4月に始まった。英語と数学の授業を中心に実証実験を重ね、4年間かけてデータを蓄積する予定だ。

 脳の活動量を測って何に役立て…

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