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 トランプ米大統領は28日、米国への帰国を前に神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地に停泊する米強襲揚陸艦ワスプに立ち寄り、1千人を超える米兵の前で演説した。今回の4日間の訪日について「本当に素晴らしく、忘れられないものになった」と振り返り、「日米同盟はかつてないほどに強固になった。米国大統領と日本の首相の関係はすばらしい」と強調した。

 ワスプは米軍最大級の強襲揚陸艦。日本が米国から購入予定の短距離離陸や垂直着陸ができる最新鋭ステルス戦闘機F35Bを運用している。トランプ氏はF35Bが駐機されたワスプ内の会場に、米兵の喝采を浴びながら入場。演説では日本のF35配備計画について取り上げ、「(日本は)同盟国の中でも最大規模のF35を持つようになる」とアピールした。

 トランプ氏の今回の訪日では日米の貿易問題も主な議題となった。トランプ氏は従来通り米国の対日貿易赤字を減らすよう日本側に協力を要請。日本側の「努力」の指標として、トランプ氏は日本が米国産の戦闘機や武器を購入を増やすことを重視しており、27日の首脳会談前には「日本はすさまじい量の防衛装備品を米国から買ってきた。ほぼ米国からだけ買っていて、我々の貿易赤字をかなり減らしている」と述べた。

 トランプ氏は演説を終えた後、横須賀基地から羽田空港にヘリコプターで移動し、28日午後、帰国の途に就いた。(青山直篤)