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 海上自衛隊の特務艇「はしだて」が27日、青森港新中央埠頭(ふとう)に入港した。

 はしだては、主に海上で外国からの賓客をもてなす役割を担い、調理専門の給養員が乗り込んでいることなどから「迎賓艇」とも呼ばれる。普段は横須賀港(神奈川)周辺を航行するが、5月8日から乗組員の長距離行動訓練のため舞鶴港(京都)まで往復しており、復路で青森港に初めて寄港した。

 災害発生時には負傷者の救護にあたれるよう、簡易ベッド100台を準備しているという。28日には県庁の防災担当の職員に、艇内で可能な医療支援や設備について説明した。

 機関長の山本則克1等海尉は「災害時に負傷者の措置ができるよう訓練しながら、国民と諸外国とのかけはしとなるような役割を果たしていく」と述べた。(吉備彩日)