拡大する写真・図版笑顔で声かけをしながら、紗月さんを撮影する溝縁ひろしさん=京都市東山区、佐藤慈子撮影

 まだ社会人になりたてのころに舞妓(まいこ)と出会い、「ひと目ぼれ」したばっかりに、その後の人生が大きく変わった人がいる。フリーの写真家、溝縁ひろしさん(70)=京都府宇治市。脱サラし、古希を迎えてなお、京都の五花街で芸舞妓らの姿を追いかけている。

拡大する写真・図版花街で撮り始めたころの1枚。「動く京人形」のような舞妓の姿に、心を奪われた=溝縁ひろしさん撮影

 ――花街を撮るきっかけは何だったんですか?

 関東の大学を卒業して、京都の伏見にあるガラス繊維の会社で働くようになって2年目でした。観光がてら、休日は趣味のカメラを手に名所旧跡を歩いていました。ある日、祇園の花見小路で信号待ちをしていたら、目の前を日本人形と見まちがうような少女が横切ったんです。

拡大する写真・図版1973年7月の祇園・花見小路。観光客でごった返す今と違い、のんびりとした光景だった=溝縁ひろしさん撮影

 ――それが舞妓だった。

 だらりの帯に白い化粧、足元はおこぼ。そこにいるだけであたりが別世界のようで不思議な余韻があり、いっぺんで虜(とりこ)になりました。

 ――衝撃だったんで…

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