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 旧優生保護法(1948~96年)のもとで不妊手術を受けた元ハンセン病患者で、青森市の国立療養所に入所している叶順次さん(84)が28日、今春成立した一時金支給法に基づいて支給を申請する意向を明らかにした。青森県内で、被害者による申請の意向が明らかになるのは初めて。叶さんは「しっかりと明らかになっていない事実を知ってほしい」と話している。

 叶さんは1960年に国立療養所松丘保養園に入所し、翌年3月に同じ入所者の女性と結婚した。その年の6月ごろ、妻が体調をくずして所内の内科で診察を受けると、直後に叶さんも呼び出された。

 「困った人たちだね」。診察室に入った途端、医師にそう言われた。意味を問うと、妻が妊娠していると告げられた。「子どもができて、何が困ったことなのか」。叶さんは憤ったが、「やっぱり患者は子どもをつくれないんだな」とも感じたという。

 まもなく妻は子どもを中絶し、…

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