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 第101回全国高校野球選手権愛知大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の運営委員会が31日、朝日新聞名古屋本社であり、大会日程などが決まった。188校が参加予定で開幕は6月29日。決勝は7月28日午前10時から岡崎市民球場で行われる。

 組み合わせ抽選会は6月15日午後1時から、刈谷市総合文化センターである。春の県大会8強の中部大第一、愛知黎明、享栄、中京大中京、中部大春日丘、至学館、桜丘、豊川はシード校で3回戦から出場する。

 県高野連の加盟校数は昨年より1校多い191校。1校で廃部があったが、今春から新城有教館と五条が新加入した。3校は部員不足のため今夏の大会は不参加で、連合チームはない。

 開会式は6月29日午前9時から名古屋市のパロマ瑞穂野球場で行われる。

熱中症対策 試合開始早める

 厳しい暑さに備え、愛知県高校野球連盟は愛知大会での熱中症対策を強化する。今大会では、新たに試合開始時刻の前倒しを決めた。昨年はスタンドでの熱中症の症状が目立ったことから、来場者にも対策を呼びかけている。

 前倒しが決まったのは、各球場の第1試合の開始時刻。昨年までの午前10時から、1時間早めて同9時にする。これまで9時開始は3試合開催日のみだったが、2試合開催日にも広げ、比較的涼しい時間帯での試合を増やす。パロマ瑞穂野球場で29日に開かれる開会式も、例年より1時間早い午前9時から始める。

 このほか、昨年に引き続き、会場となる10球場に経口補水液を設置し、1試合あたり10本を割り当てる。出場校はベンチ内に扇風機を持ち込める。審判と大会本部は、イニングの途中でも、暑さや選手の様子をみて、給水タイムを設けることができる。

 昨年は記録的な猛暑に見舞われた。名古屋地方気象台によると、昨年7月の平均最高気温は名古屋市で観測史上最高の34・4度を記録。県高野連によると、愛知大会では7球場で計14人が熱中症の疑いで搬送された。このうち11人が応援中の生徒や保護者、観客だったという。

 このため、県高野連は気象状況に応じて客席にテントの設置を検討するほか、準決勝と決勝では入場口に霧状の水を噴射するミストを設置するなど、来場者向けの暑さ対策も進めている。県高野連の神田清理事長は「対策は状況に応じて柔軟に対応する。選手だけでなく、応援に来られる方も熱中症にならないよう備えてほしい」と話す。

 名古屋市消防局救急課は、観戦時の注意として「のどがかわいたと感じる前の給水と塩分補給」「体を締め付けない服装をし、日傘や帽子で直射日光を防ぐ」の2点を挙げている。(土井良典)