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 兵庫県姫路市で5月10日に開かれたイベントで、医師の資格をもつ同市の清元秀泰市長(55)が会場で突然倒れたイベント関係者の男性に救命措置を施して話題になった。男性は一時心肺停止状態に陥ったが、素早い処置もあって一命を取り留めた。東日本大震災の被災地で医療活動にあたった経験もある清元市長に、当時の状況と、こうした場面に遭遇した際の注意点や心がけを聞いた。

 ――男性が倒れたのは「薪能」(姫路市など後援)の場での出来事でした。市長は4月の選挙で初当選し、その3日前に初登庁したばかりでしたね

 和装をして薪能舞台の下手側にいたら、市長公室長から「市長、ちょっと来てください。急患です」と声をかけられました。行ってみたら、催し関係者の方が仰向けに倒れており、顔の色は紫色。駆けつけて、まず呼吸の有無を確認しましたが、ない。肩をたたきながら「大丈夫ですか」と呼びかけても反応がありません。首の頸動脈(けいどうみゃく)で脈をみても拍動がなく、心肺停止の状態でした。

 左右の目の瞳孔を確認すると、大きさが違う。脳出血や脳虚血などの場合にみられることがある症状です。私は脳の障害のショックで心停止した可能性を疑いました。脈をみてからこの判断まで10秒ほどです。

 ――たった10秒で……。救命は時間との勝負ですね

 心肺が停止すると、その後1分…

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