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 菅義偉官房長官は29日の記者会見で、東京新聞記者の質問に対して「その発言だったら指しません」と述べた。菅氏は今年2月にも同じ記者に「あなたに答える必要はありません」と答えている。政府のスポークスマンによる特定記者の質問排除につながりかねない発言だ。

 会見進行役の官邸報道室長が特定の記者の質問中に「簡潔にお願いします」と述べることに関して、東京新聞記者が質問。菅氏は「そうしたことを質問するところではなくて、記者会主催でありますから、記者会に申し入れてください」などと答えていたが、この記者がさらに質問しようとしたところ「その発言だったら指しません」と述べた。

 会見は内閣記者会が主催し、終了時に幹事社の記者が他に質問がないか各社に確認して終えるのが慣例だ。