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 工場の光が幻想的だ。川崎市の京浜工業地帯。その夜景を見ようと、カップルたちがバスや屋形船でのツアーに参加する。

 川崎市沿岸の京浜工業地帯。その夜景が人気を集めていると聞き、土曜の夜に運河をめぐる「川崎工場夜景屋形船クルーズ」に同行した。

 45人ほどを乗せた屋形船の周囲に、工場群が現れた。薄暮の空がゆっくりと暗くなるとともに、工場が放つ光が闇に映し出され、煙突の煙をも強調する。

 船のデッキでは、スマートフォンを工場群に向けるカップルがちらほら。横でうっとりしていたのは、東京都墨田区の英会話講師岡崎由子さん(57)だ。「輝いているのは、働く人に欠かせない光。何かを作るためにがんばっている人たちがいて、自分もがんばろうっていう気になるんです」

 石油化学工場で余ったガスを燃やし、炎を噴き出す「フレアスタック」や巨大な白いタンク群。世界に6基しかないという石油精製装置も眼前にそびえた。

 「あの工場、(フランスの世界遺産の)モン・サン・ミシェルに見えなくもないですね」。川崎工場夜景ナビゲーターの小倉幹子さんの軽妙な語り口も、楽しさを増幅させてくれた。

 この「工場夜景」、実は観光の…

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