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 レタス農家が大忙しだ。青空が広がった29日、標高2447メートルの鉢盛山のふもとにある長野県朝日村の畑では、農家の清沢祐二さん(35)らが大きな葉をつけたレタスの収穫に追われていた。

 気温が低く雨が少なかったことから生育が遅れていたが、まとまった雨のあとに先週末の真夏並みの暑さで、一気に収穫期を迎えた。「これを逃すわけにはいかないので、作業は急ピッチです」と清沢さん。家族5人で、普段より長く作業をしているという。

 一つ一つ切り取られたレタスは、水滴を飛び散らせながら段ボールに詰められていく。約30分でトラックの荷台がいっぱいになった。

 JA全農長野によると、いまの時期に収穫されるのは朝日村や塩尻市、佐久市などの「準高冷地」のレタスという。今週の出荷量は先週の2倍以上といい、担当者は「これから出荷が本格化するので、どんどん食べてほしい」と話した。(里見稔)