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 明治から大正の時代、熊谷ラグビー場がある埼玉県熊谷市上川上(かみかわかみ)に画室を構えた女性画家、奥原晴湖(せいこ)(1837~1913)の名を冠した日本酒を地元住民でつくる「晴湖の道保存会」が企画し、発売にこぎつけた。保存会の八木原敏夫会長(77)は「晴湖と上川上を内外の方に知ってもらいたい」と話している。

 晴湖は江戸末期に茨城・古河藩士の家に生まれた。幕末に江戸に居を構え、中国の文人が描く山水画である南画の画家として「晴湖」を名乗り名声を得た。鉄道敷設で立ち退きを迫られたのを機に1891(明治24)年、古河藩領だった上川上に移住。「密画」と呼ばれる色彩豊かで細密な筆致で山水画や花鳥画を描き、数多くの弟子を育てた。1913(大正2)年に76歳で亡くなり、龍淵寺(同市上之)に葬られた。

 20年ほど前、地元有志が「晴湖を偲(しの)ぶ会」を結成。「終焉(しゅうえん)の地」の碑をつくるなど顕彰作業を始め、2005年に画室と道路をつなぐ小石を敷き詰めた総延長85メートルの通路を発見・整備し「晴湖の道」と名付けた。「偲ぶ会」は13年に現在の「保存会」になった。

 昨年4月、龍淵寺で開いた晴湖…

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