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 「天下の台所」「食い倒れの街」などと呼ばれてきた大阪で、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が28、29日に開かれる。各国の首脳が舌鼓を打つ晩餐(ばんさん)会は、大阪の食文化を発信する絶好のチャンス。どんなメニューになるのだろうか。なにわ野菜、河内産のワイン、それともあのソウルフード?

 「(参加者)みんなに、たこ焼きを一つずつ食べさせましょう!」

 5月28日、G20サミットのメイン会場となるインテックス大阪(大阪市住之江区)。開催1カ月前イベントに招かれたタレントの間寛平さん(69)がこう言うと、会場は笑いに包まれた。

 大阪の食の定番の一つが、たこ焼きやお好み焼きに代表される粉物料理。大阪風に言うと「粉もん」だ。大阪府の吉村洋文知事は「首脳らに大阪の粉もん文化を体験してもらいたい」と力を込める。「日本コナモン協会」の熊谷真菜会長(57)も「みんなで楽しくハフハフすれば、平和な議論に一役買える」と語る。

 ただ、粉もんは庶民の味で、世界のVIPの口に合うのか。大阪市の松井一郎市長は「大阪の食文化は粉もんだけじゃない。割烹(かっぽう)やだし文化もぜひ堪能してもらいたい」と話し、大阪の広い食文化や食材を堪能してほしいという。

 府の「なにわ特産品」には、泉…

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