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 不動産投資向け融資での組織的な不正が昨年みつかったスルガ銀行(静岡県沼津市)は30日、有国三知男社長が留任し、ほかの取締役5人(うち4人は社外)全員が退任すると発表した。副社長にはSGホールディングス取締役の嵯峨行介氏を迎える。6月26日に開く株主総会で提案する。

 新体制は松田清人・元みずほ証券副社長ら社外4人を含む取締役7人。スルガ銀は監査等委員会設置会社に移行する予定で、昨年の問題発覚後に社外監査役になった弁護士2人は監査等委員を兼ねる社外取締役となる。

 スルガ銀が不正の責任を認定し、損害賠償請求訴訟の被告となった八木健取締役も退任する。当初、スルガ銀は今年はじめにも臨時株主総会を開いて体制を刷新すると説明していたが、提携候補先との間で役員人事も協議しているとして先送りしていた。