[PR]

 アフリカ各国の関税の削減や貿易額の増加を目指すアフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)協定が5月30日、発効した。アフリカ連合(AU)加盟国55カ国のうち、エジプトやケニア、南アフリカなど、発効に必要だった22カ国以上が批准・寄託したという。

 協定の発効は、昨年3月に開かれたAU臨時首脳会合で44カ国が合意。物品関税の90%の撤廃を目指している。加盟国全体の人口は12億人に上り、経済規模は2兆6千億ドル(約285兆円)と言われる。全ての国が協定に加われば、世界有数の自由貿易協定になる可能性を秘めている。

 だが、現在の批准国は24カ国にとどまっており、域内最大の経済規模を誇るナイジェリアは、国内産業の保護などを理由に参加自体を見送ったままだ。加盟国間の今後の交渉も難航が予想されている。(ヨハネスブルク=石原孝

(あわせて読みたい)叫ぶ女性たち、自由を求め スーダン「第2アラブの春」
民政移管を求めて国民がデモを続けるスーダン。石原孝記者が現場で目にしたのは、自由を求め、運動に加わる女性たちの姿でした。
(こんな記事も)映画は誇張…「ホテル・ルワンダ」元従業員が見た現実
映画のモデルとなった元従業員の男性に話を聞くと、描かれていた現実とはずいぶん違う実態が見えてきました。こちらも石原記者の記事です。