昨年、台湾の統一地方選で野党国民党の大勝の立役者となった韓国瑜・高雄市長(61)が1日、来年1月の台湾総統選に向け、「重責を担う準備はできている」と立候補表明した。同党の公認指名争いは、世論調査でトップを走る韓氏と、シャープを傘下に置く鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘会長(68)を軸に進むことになる。
韓氏は1日、台北市内で後援会が開いた大規模集会に参加。雨天にもかかわらず集まった支持者に、「2020年に向けて全力を尽くす。力を結集して、与党民進党を引きずり下ろそう」と訴えた。
韓氏は立法委員(国会議員)を3期務めた後、農産物市場経営者を経て、昨秋の統一地方選で高雄市長選に初挑戦。蔡政権下で悪化した中台関係を改善させ、地元の特産品を売り込むとの訴えが庶民に響き、国民党が台湾全土で大勝する流れを生み出した。
地元メディアが「韓流」と形容…
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朝日新聞国際報道部