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 県桜えび漁業組合は1日、不漁が続くサクラエビの春漁を予定していた5日から前倒しで終えたと発表した。春漁の水揚げは、過去最低だった昨年の312トンを大幅に下回る約85トンだった。

 5月31日の漁でとれた産卵直前のエビ(頭黒)の割合が増えたことなどから同日で漁を終えることを決めた。今年の春漁は3月下旬に解禁。主な産卵場の湾奥海域を禁漁区とし、初めて漁獲総量の上限を決めるなどの自主規制を実施してきた。

 記者会見した実石正則組合長は「自主規制があり、天候も味方してくれず厳しかった。高値になってしまい楽しみに待っている消費者には申し訳ない」と話した。今後の資源調査などを踏まえ、秋漁の自主規制の内容を決めるという。(堀之内健史)