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 福岡市博多区の市営住宅で男が母や妹を殴るなどした後に自殺したとみられる事件で、妹とみられる女性が「帰宅した際にいきなり兄が切りつけてきた」と話していることがわかった。県警は男と母が口論になった後、妹がその場に鉢合わせになったとみている。

 県警によると、妹とみられる女性は40代ぐらい。5月31日夕、博多区板付4丁目の路上で倒れていた。女性は警察官に「部屋の扉を開けたら、いきなり兄が切りつけてきた」と話したという。頭から血を流し、胸を刃物で刺されて重傷。

 一方、路上近くの市営住宅の一室では黒煙が上がり、室内では布団が焼け、40代ぐらいの男と70代ぐらいの女性が倒れているのが見つかった。女性は男が引きこもりなので仕事をしろと言ったところ、親子げんかになった旨の説明をしたという。女性は頭を金づちのようなもので殴られて重傷だが、意識はあり、命に別条はないという。

 男は腹から出血して間もなく死亡。県警は男が布団に火を付け、自殺したとみて、2人に対する殺人未遂の疑いで調べる方針。