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 常勤医が不在だった昨年の4カ月間に入所者計11人が亡くなった熊本県八代市の介護老人保健施設で、今年4~5月、入所者計8人が施設や搬送先の病院で亡くなっていたことが、複数の施設関係者への取材でわかった。県は5月30日、「通常の老健より死者数が多い」として改めて監査に入った。

 老健施設は「アメニティゆうりん」(定員85人)で、八代市の医療法人社団「優林会」が運営。理事長は県医師会理事の林邦雄医師(76)が務めている。

 複数の施設関係者によると、今年4~5月、施設内で、高齢の入所者4人が老衰や肺炎などで亡くなった。また、搬送先の病院でも4人が老衰や誤嚥(ごえん)性肺炎で亡くなったという。

 県高齢者支援課は5月30日、「ゆうりん」に実地指導に入り、途中から監査に切り替えた。死亡した入所者のカルテなどを持ち帰ったという。施設関係者によると、県の担当者は「通常の老健で年間に亡くなるのは入所者の1割程度。『ゆうりん』は明らかに多い。カルテを精査する」と話したという。

 同課は「施設の様子を確認するため実地指導に入った。その中で県条例違反の可能性を見つけたため、途中から監査に切り替えた。違反の中身は言えない」と説明している。

 「ゆうりん」では昨年2~5月…

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