紀子さま・眞子さま、上皇ご夫妻ゆかりの琉球舞踊鑑賞
斎藤智子
皇嗣妃の紀子さまと長女眞子さまは2日、横浜市の横浜能楽堂で、代替わりを記念した特別公演「大典 奉祝の芸能」を鑑賞した。
上皇さまが皇太子時代、沖縄を初訪問した際の思いを詠んだ琉歌に美智子さまが曲を付けた「歌声の響(ひびき)」が流れるなか、琉球舞踊家の志田房子さんが踊りを振り付けて踊った。上皇さまが詠んだ琉歌を歌詞にした琉球創作舞踊「今帰仁の桜」も披露された。
紀子さまは沖縄の歴史や人々の気持ちを理解しようと結婚前から志田さんに琉球舞踊を習っていたといい、志田さんに「お久しぶりです」とあいさつした。振り付けには美智子さまが訪問先で見せる励ましのしぐさが取り入れられ、紀子さまは「あのしぐさ、なさいましたね」と笑顔で話していた。(斎藤智子)
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