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 三重県桑名市長島町の植物園「なばなの里」で1日、スペインから輸送された推定樹齢1千年のオリーブ大樹の植樹式があった。運営する長島観光開発(同市)は、長島町を「オリーブのまち」として売り出すシンボルにしたいという。

 オリーブの木は、施設内のビール園の南側広場に植えられた。スペイン北東部のカタルーニャ州に植えられていたもので、高さ3・5メートル、幅6メートル、幹回りは4メートルある。輸入の検疫の際に枝葉は切り落とされた。同様のオリーブをもう1本輸入しており、同社が運営するホテルに植えた。

 水野正信社長は「オリーブは寿命が長く生命力も強い。その木にあやかり、企業として、しっかりと町に根ざしたい」と話した。

 同社は、運営する遊園地「ナガシマスパーランド」の周辺に、常緑樹のオリーブを約300本植栽していて、2016年からは取れた実からオイルを製造し、販売を始めた。また、同年には観光農園を開園し1800本の苗木を植えている。同社は、長島町を「オリーブのまち」として売り出す取り組みのシンボルとして、オリーブオイルの生産量世界一のスペインから、大樹を迎え入れた。(大津正一)