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秋本可愛さん(28) Join for Kaigo代表

 夜景が美しい東京・池袋の「サンシャイン60」47階。土曜の夜、約80人が人工芝の床に座り、バーカウンターで取ったドリンクや軽食を楽しむ。実は「超高齢化」に関する勉強会。仕掛けたのが、この人だ。裸足で会場を駆け、参加者と笑顔で語り合う。

 介護に携わる若い世代のコミュニティー「KAIGO LEADERS」を運営、このような「まなぶ場」を提供する。業界内外のトップランナーを招き19回開催した。コミュニティーには「つくる場」もある。対話を重ね各自の思いをプロジェクトにする。「自分の職場の環境改善」「介護職への医療相談事業」など様々だ。

 二つの場などに、これまで3千人超の若者らが参加。来年中に全国8都市に広げる予定だ。「介護現場の方は、対話して、つながり、行動する場を求めているんです」。志に共鳴し、無償で活動するメンバーは50人を超える。

 もともと介護に関心はなかった。専修大2年のとき、起業サークルで認知症をテーマにフリーペーパーをつくることに。現場を知ろうとデイサービスのアルバイトを始めると、生きがいを失ったお年寄りや、疲弊して離職する介護職員の姿を見た。2025年には団塊世代が75歳以上になり、介護人材が約38万人不足すると知った。

 そのころ東日本大震災が起き、同級生が復興支援に向かった。それなのに介護問題には、誰も見向きもしなかった。「2025年の介護業界を支えるのは私たちなのに」。使命感が強まり、卒業した13年に起業。コミュニティー運営に加え、法人向けに介護人材採用・育成のコンサルティングを手がける。認知度も高まってきた。

 でも起業した翌年は、自分でも…

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