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 米軍の緊急時使用に向けて施設が整備される予定の航空自衛隊築城基地(福岡県築上町など)について、整備に反対する集会が2日、築上町のふるさと公園広場であった。主催者発表で1500人が参加した。

 防衛省によると、2006年に日米合意した在日米軍再編に関するロードマップ(行程表)に基づき、「緊急時」のために、22年度までに米軍の弾薬庫や宿舎などをつくる。滑走路も今の2400メートルから2700メートルに延長する予定(完成時期は未定)だ。

 集会は市民団体や政党などで作る「福岡県総がかり実行委員会」などが主催。基地前で座り込みを続ける市民団体のほか、京築地区の高校に通う男子生徒も登壇した。冷房が入らない季節に窓を開けて授業を受けると、「自衛隊の戦闘機の爆音で先生や生徒の声が聞こえなくなり、授業が止まってしまう」と話し、「米軍の戦闘機が加わったらどうなるのか。きちんと集中して学べる環境がほしい」と話した。

 このほか、米軍基地がある沖縄や山口県岩国市といった市民団体のメンバーらも話した。集会後は「滑走路延長絶対反対」などとシュプレヒコールを上げながら公園から基地前まで2・5キロをデモ行進した。(角詠之)