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 サッカー日本代表に初選出されたFC東京のMF久保建英(たけふさ)(17)が2日、愛知県内で初めて日本代表の練習に参加した。チームは国際親善試合キリンチャレンジカップで5日にトリニダード・トバゴ戦(愛知・豊田スタジアム)、9日にエルサルバドル戦(ひとめぼれスタジアム宮城)に臨む。久保建は18歳の誕生日を2日後の4日に控え、今回出場すれば市川大祐の最年少出場(17歳322日)に次ぐ記録となる。

 久保建は同じく初招集されたGK大迫敬介(19)と談笑しながら、練習場に入ってきた。地元の少年チームとの記念撮影では、少年に気軽に話しかけて肩を組んだ。2千人の観客が見守った練習では笑顔も浮かんだ。ただ、同じFC東京の選手と話すことが多く、少し遠慮がちにも見えた。国内組は40分ほどの軽めのメニューで切り上げた。

 6年前に久保建とともに自主トレーニングをしたことがあるDF長友佑都(ガラタサライ)は感慨深げだった。「名前、将来性があるから代表にいるわけではない。実力で勝ちとったもの。あれだけ期待されながら、実力を伸ばすのは簡単ではない。17歳の若さで、全てを兼ね備えているのは尊敬に値する」。若い力の台頭に「僕も危機感を覚える」と語った。

 森保監督は「久保がどうこうではなく、チームとしてお互いに協力して助け合う考え方を選手には持ってもらいたい。お互いに刺激し合って成長してもらいたい」。起用する選手を固定しないタイプの指揮官なだけに、久保建の出場が期待される。

 久保建は14日に開幕する南米選手権のメンバーにも選ばれている。1日のJ1大分戦で2得点と、好調を維持。5月23日に初選出されたときには、「いち早くポジション争いに加われるようにアピールしたい」と意気込んでいた。6月2日はメディア対応はなかった。