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 中国電力島根原発(松江市)で2010年に発覚した機器点検・交換漏れ問題を機に、同社が毎年実施している反省と戒めの行事が3日、島根原子力館(松江市鹿島町佐陀本郷)などであった。清水希茂(まれしげ)社長らが同館にあるモニュメント「誓いの鐘」をたたき、不正の再発防止を誓った。

 機器点検・交換漏れは10年3月に発覚。最終報告をした6月3日を「原子力安全文化の日」と定め、翌年に鐘を設けて毎年行事をしている。しかし、15年には低レベル放射性廃棄物に関わる点検記録虚偽問題も発覚した。

 行事では、清水社長ら幹部や社員11人が順番に鐘をたたいた。その後、発電所敷地内の事務所に約480人が集まり、清水社長が「地域社会からの信頼があってこその原子力発電である」と訓示した。「安全と品質の確保を最優先」などとする誓いの言葉を全員で唱和した。(奥平真也)