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 ドラッグストア大手のスギホールディングス(HD)との経営統合が浮上したココカラファインの株価が3日、大幅に値上がり。終値は前週末より700円高の4910円だった。値上がり率は16%を超え、この日の東京証券取引所第1部の中で最高に。日経平均株価が前週末より1%程度下落したのとは対照的な結果になった。

 スギHDとココカラは前週末の1日、経営統合に向けた協議を始めたと発表。実現すれば、売上高でイオン系のウエルシアHDを抜いて業界トップになる。

 一方、ココカラは4月、マツモトキヨシHDと資本業務提携の協議をするとも発表。マツモトキヨシHDは3日、ココカラとの協議を継続すると明らかにした。ココカラは、スギHDとマツモトキヨシHD両社からの提案を別の組織で検討する考えだ。

 大幅上昇したココカラに対し、ココカラの相手の2社はともに値下がりした。スギHDは65円(1・31%)安の4870円、マツモトキヨシHDは55円(1・71%)安の3150円。大手証券の担当者は「今後、スギとマツモトキヨシの双方がココカラを奪い合う形になる、と市場では受け止められた」と分析した。(大和田武士)