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 美しい田園風景が観光客に人気の北海道美瑛町で、地元の農家らがある仕掛けを施した看板を作るプロジェクトを進めている。町では近年、「インスタ映え」を狙った観光客が無断で農地に入るトラブルが相次いでおり、新たな看板で、農地の保護を訴え、観光客との融和も図る。

 「丘のまち」として知られる美瑛町内には、「セブンスターの木」や「マイルドセブンの丘」など人気の撮影スポットがあり、国内外から、バスやレンタカーで観光客が大勢訪れる。

 一方で、観光客が農地を踏み荒らすなどの迷惑行為が増え、農繁期には農道に観光客の車が止められ、トラクターが通れないことも。2016年には、「哲学の木」と呼ばれ私有地の畑にあったポプラが、老化に加え、無断で入り込む迷惑行為が原因で伐採された。

 撮影の際には、少しでも撮りやすい場所に行こうとして無断で農地に入り込む人が後を絶たない。耕した畑が荒らされるだけではない。靴についた病原菌が持ち込まれる恐れもある。町や観光協会は農地への立ち入りを禁じる看板を設置しているが、目立った効果は出ていない。

 十勝岳連峰を見渡せる丘に、テンサイや麦など東京ドーム約8個分の畑を持つ大西智貴さん(34)も、立ち入りに頭を悩ませている一人だ。背後に山々を入れて季節ごとに表情を変える大地を撮影できる大西さんの畑は、人気のスポットになっている。

 大西さんは「海外の観光客は農地と分からず立ち入る場合もあるが、日本人のカメラマンでも勝手に入る人がいる」と表情を曇らせる。広大な畑に柵を巡らせるのも難しいという。

QRコード使い、仕掛け

 そこで、町内在住のウェブアナ…

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