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 東京電力福島第一原発事故をめぐる甲状腺検査で3日、2巡目(2014~15年度分)の結果に対する見解をまとめた県の評価部会。見つかったがんと、被曝(ひばく)の間に関連は認められないとした。だが、解析の限界から「現時点の判断」と強調し、今後のさらなる分析が必要だとした。

 「被曝の関連性なし」とのまとめは「現時点で」との留保付きになった。鈴木元(げん)部会長も「いま、できる範囲の分析」と認める。

 最大の問題は、原発事故時の県民の被曝線量が正確に計測されていなかった点だ。事故で甲状腺がんが増えているかどうかを検討する重要なデータだからだ。

 国連科学委員会の線量推計は、…

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