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 大分市で5月29日夜、高校生の自転車と衝突してウォーキング中の女性が死亡した事故を受け、大分県教育委員会は3日、県庁で臨時県立学校校長会議を開催した。県教委は改めて各校での交通安全教育の徹底を求めた。

 学校安全・安心支援課によると、県立学校生徒の約6割が通学に自転車を使用。乗車中の事故は昨年度、自損事故を中心に少なくとも243件起きた。原因は速度の出し過ぎや一時停止義務違反、前方不注視などで、会議で楢崎信浩教育次長は「自転車でも加害者になり得ることを改めて啓発し、同様の事故が起こらないよう取り組んでほしい」と呼びかけた。

 県教委は5月31日付で、①(自転車は車道が原則、歩道は例外といった)「自転車安全利用五則」②自転車の点検整備③安全学習及び安全指導④賠償責任保険の加入の徹底を求める通知を出しており、これらを改めて説明。教職員にも自動車を含めた交通事故防止に努めるよう求めた。(寿柳聡)