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 名古屋大学の学園祭「名大祭」が、13~16日に東山キャンパス(名古屋市千種区)で開かれる。1960年、安保闘争のさなかに始まった祭典は、学生運動の影響を受けた盛り上がりや、80年代後半からの「名大祭離れ」の傾向などを経て、今年で60回を迎える。

 5月26日、アニメキャラクターなどに扮した学生らが大学周辺の道路を練り歩いた。新入生が間近に迫った名大祭をPRする恒例の「仮装行列」だ。理学部の木村優太さん(18)は「入学したらぜひ参加したいと思っていました。沿道でいろんな人が手を振ってくれてうれしかったです」。

 約250人が参加したが、学部新入生が2千人以上いるのを考えると少し物足りない気も。授業がない名大祭の期間中、旅行をする学生もいる。名大祭実行委員会の委員長で、工学部3年生の神木遼也さん(20)は「学生の参加率が低いのは否めませんが、学術系の企画には強みがあると思っています」と語る。

 近年は期間中に約8万人が訪れるという名大祭を支えるのは、1~3年生約500人の実行委員たちだ。学生会館にある実行委の部屋では、第1回からのパンフレットの大部分を保管している。「60年代の学生運動が盛んだった頃は今とは全く雰囲気が違って。昔はこうだったのかと見ていて発見があります」と神木さん。大規模な祭りを行う上でのノウハウは、引き継ぎの文書や先輩から後輩への口頭での説明で伝えられる。ただ、実行委メンバーを集めた合宿では、過去の名大祭の歴史についても学んだ。

「『名大生』という一体感」

 第1回の名大祭は60年6月、…

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