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 和歌山県は、地域の中核病院である2次救急医療機関と高度な医療をする3次救急医療機関の間で、検査画像などを正確かつ迅速に情報共有ができる「遠隔救急支援システム」の運用を4月から始めている。県全体で同システムを展開するのは全国で初めてという。

 同システムは日赤和歌山医療センターや県立医科大付属病院など県内の計13医療機関が参加しており、病院同士がタブレット端末で専用のアプリを通じてやりとりをする。2次救急医療機関は救急患者のMRIやX線画像などを3次救急医療機関に送る。専用アプリにはLINEのようなトーク画面があり、3次救急医療機関は送られた画像を見ながら2次救急医療機関とやりとりをし、受け入れの判断や準備をする。

 これまで病院同士は電話やファクスでやりとりしており、患者の状態が伝わりにくかった。検査画像は患者とともに受け入れ先の医療機関へ搬送していたため、受け入れ先は患者が到着してから検査画像を見て手術の準備をしていた。

 同システムにより、検査画像を…

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