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 大阪市に総本店のある食パン専門店「乃が美(のがみ)」が、年内に秋田県内に初出店する。同社の阪上雄司社長(50)が、朝日新聞の取材に明らかにした。阪上氏は「全国制覇の最後が秋田。どれだけブレークするか楽しみ」と話す。

 乃が美は2013年に大阪市内で創業。耳までやわらかい食パンや、白を基調とした高級感のある紙袋などが特徴。15年に「高級『生』食パン」の商標を登録するなど、全国的な高価格帯の食パンブームの火付け役となった。

 阪上社長によると、店舗は秋田市内に出店を予定。直営店か「はなれ」という別のオーナーによる経営方式かは検討中という。取り扱うのは他店舗と同様に、2斤分(税込み864円)と1斤分(同432円)の2種の食パンと、3種のジャムを予定している。

 乃が美は全国46都道府県に直営店や販売店など131店舗(3日時点)を展開。「出店をじらし、最後に東京」という販売戦略を掲げ、昨年11月に東京都港区に出店した。だが、東京進出以降も、秋田は全国で唯一の「空白県」となっていた。(神野勇人)