広がる客の迷惑行為「カスハラ」 その背景と対処法は

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土屋亮
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 客が過度のクレームなどの迷惑行為で、対応する従業員を心身ともに追い詰める「カスタマーハラスメント」(カスハラ)が広がっている。スイスで10日から開かれている国際労働機関(ILO)の総会では、客や取引先などからのハラスメントも対象に新しい条約の議論が進む。「お客様は神様」は変わるのか。

 大阪府内のハンバーガーチェーン店で働く20代の女性は、常連の中年男性の振る舞いを「カスハラ」と考えている。毎回聞き取れないほどの早口で注文をし、少しでもまごつくと「聞き取れよ」「おちょくってんのか」と怒鳴り散らす。「本当に怖いです」と女性は言う。

 カスハラが注目されたきっか…

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