「子どもとお散歩中に、元気の無い子猫ちゃんに出会いました。小雨が降る工事現場に1匹でうずくまり、顔は泥だらけ。助けてあげたかったけれど、何も出来ませんでした。どうすれば良かったのでしょうか」。読者の疑問や困りごとを募って取材する朝日新聞「#ニュース4U(フォーユー)」取材班に30代の女性からLINEが届きました。助けるにはどんな方法があるのでしょうか。
相談を寄せた女性が暮らす大阪市に聞くと、「区役所に設けられた保健福祉センターに連絡を」と案内されました。首輪が付いている場合や土日曜で窓口が閉まっている場合は、最寄りの警察署で相談に乗ってくれることもあるそうです。
ただ、命の危険が迫っていない場合は保護しないことが多いといいます。特に生まれて間もない子猫の場合は、近くに母猫がいる可能性もあり、親と一緒の方が生存の可能性も高まることから「数時間から1日程度は様子を見て」と伝える場合もあるとのことでした。
区役所が保護した場合に運ばれる市動物管理センター(愛称・おおさかワンニャンセンター、同市住之江区)を訪ねてみました。常駐して保護された猫の世話をしているのは、獣医師資格を持つ5人の職員。治療や世話をしながら、区役所や警察からの要請に応えています。
センターには猫のための保護室…
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