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 戦時中に石川県七尾市に強制連行された中国人が過酷な労働を強いられ、後に国や企業に損害賠償を求める裁判にもなった「七尾強制連行問題」で、元労働者らを支援している七尾市の角三(かくみ)外弘(そとひろ)さん(73)が、現地での調査や裁判の活動などを本にまとめた。「次の世代に歴史の事実を伝えたい」と願っている。

 角三さんがこの問題に取り組むようになったきっかけは、小学校の教員だった1995年。七尾市を訪問していた中国人の元労働者、馬得志さん(故人)と出会ったことだ。市内にある強制連行の犠牲者の名が刻まれた慰霊碑を、指でなぞり涙を流す馬さんの姿を見た。「埋もれさせてはいけないと思った」

 98年に「七尾強制連行問題を調査する会」を立ち上げ、計16回にわたって訪中。生存者や遺族から状況を聞き取った。東京にある華僑の団体を訪ね、戦時中の中国人の就労状況を記録した外務省の資料なども読み込んだという。

 馬さんらが原告になった訴訟は…

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