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 国連総会(193カ国)は4日、9月から1年間の第74会期の議長として、ナイジェリアのティジャニ・ムハンマド・バンデ国連大使(61)を選んだ。アフリカ諸国が推薦し、全会一致で決めた。ナイジェリアからの選出は30年ぶりとなる。

 バンデ氏はナイジェリアの大学で政治学を学び、卒業後に米国で修士号、カナダで博士号を取得した。ナイジェリアで大学教授や研究所の所長を務め、2017年に同国の国連大使となった。

 議長に選出された後の演説では「我々にはこの世界をより良く、より安全にする集団的責任がある」と協力を呼びかけた。報道陣の取材にも応じ、「平和と安全保障、気候変動への対応、持続可能な開発目標(SDGs)の遂行が優先事項だ」と抱負を語った。今年の国連総会は9月17日に開幕する。(ニューヨーク=藤原学思)