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 茨城県牛久市で暮らした小説家・住井すゑさんの代表作「橋のない川」の直筆原稿が、市内にある旧宅から見つかった。執筆に使ったとみられる愛用の万年筆などの遺品や日記も発見。市は2021年度に旧宅を記念館として公開予定で、今回の原稿などを展示資料の目玉にする考えだ。

 住井さんは1935(昭和10)年、東京・杉並から夫で農民文学者の犬田卯(しげる)さんの郷里・牛久に家族で移り住み、病弱な夫を看病しながら創作活動を続けた。夫の死後、差別からの解放を訴える小説「橋のない川」を執筆。61年に第一部を刊行して第六部まで書き継ぎ、92年に90歳で第七部を発表した。97年、旧宅で95歳で亡くなった。

 「橋のない川」の原稿は書斎の縁側にあった段ボールから、整理していた市教委文化芸術課の職員が見つけた。本を発行した新潮社から返却された第二~五部のもので、万年筆で書かれていた。加筆・修正の跡や、編集者が印刷会社に対し、赤字で文字の大きさや行数などを指示した様子がわかる。

 昨年3月に見つかった第五部の…

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