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 核兵器廃絶を訴える第22代の高校生平和大使に、16都道府県から23人が選ばれた。長崎市の市民団体「高校生平和大使派遣委員会」が5日、発表した。8月にスイスの国連欧州本部を訪れ、日本で集めた署名を届ける予定。

 派遣委は全国の応募者約500人を書類や面接で選考。広島・長崎からは各3人、北海道や東京、福岡など計14都道府県から1~3年生17人を選んだ。今年は初めて兵庫の高校生が加わる。派遣人数は過去最多の22人を1人上回った。責任者の平野伸人さん(72)は「意識の高さを感じさせる応募者が多かった」と話した。派遣費は募金でまかなう。

 平和大使に同行する被爆者の川副忠子さん(75)は、「核兵器禁止条約の発効に向け、世界はもちろん(不参加の)日本政府に向けたアピールもできたら」と期待をにじませた。

 長崎県内からは、鎮西学院高の内山洸士郎さん、長崎北陽台高の田平彩乃さん、活水高の橋田晏衣さん(いずれも2年生)が参加する。(榎本瑞希)