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 生涯のうちに2人に1人はがんになる時代。がん患者やその家族らは、様々な思いを抱えている。「メディカル・カフェ」に集い、悩みや今の素直な気持ちを語り合うがん患者らの姿を追ったドキュメンタリー映画「がんと生きる 言葉の処方箋(しょほうせん)」(野澤和之監督)が、反響を呼んでいる。東京での上映は連日満員で、上映期間が延長されるほど人気。今月には関西でも公開が始まる。

 病理学者としてがん細胞の研究を続けてきた順天堂大名誉教授の樋野興夫(ひのおきお)さんは約10年前、治療だけでは患者を救えないと考え、思い悩む人々を言葉で励ます「がん哲学外来」を始めた。この考え方に共感した人たちが患者同士や医療関係者らとの対話の場としてメディカル・カフェを各地で開いている。今は全国に150カ所ほどがある。

 これまで、ハンセン病患者に迫ったドキュメンタリー映画などを制作してきた野澤さんは、友人に樋野さんを紹介されたのをきっかけにがん哲学外来に興味を持った。各地のメディカル・カフェを巡り、患者らが自らの人生について深く考え、語り合う姿に驚き、撮影対象に選んだ。

 映画では、乳がんを経験したシ…

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