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 文化から経営まで幅広いテーマで講師を招き、愛知県春日井市で開かれている異業種交流会「ようゆう会」が、活動開始から10年目を迎えた。「教養ある大人」を目指して続けてきた講演会は6月でちょうど50回になる。

 会は代表を務める経営コンサルタント、滝澤道幸さん(57)=市内在住=が中心になって2010年春に発足した。「仕事のノウハウを生かして何か地元に貢献しようと考えた」と振り返る。名称には「余裕、遊、友」を大切にし、本音で「よく(よう)言う」の意味がある。

 JR勝川駅前の複合ビル「ルネック」を会場にほぼ隔月で開催してきた。参加資格はなく、40~60代を中心に経営者や個人事業主など様々な分野の人たちが平均50人ほど集まる。名古屋市や岐阜県多治見市など市外からの参加も多い。ゲストスピーカー(講師)による講演や演奏などと質疑応答、その後、懇親、交流の会に移る流れだ。

 講師は企業経営者のほか研究者や音楽家、スポーツ選手、臨床心理士、NPO関係者――など多彩だ。滝澤さんたちが関心を持った人物に連絡を取り、打診する。「引き受けてもらえるのは2、3割ぐらい」。企業人では「未来工業」を創業した故山田昭男氏や「ヴィレッジヴァンガード」の菊地敬一会長などが務めた。将棋界からは、当時四段になったばかりの藤井聡太七段を招き、「将棋をとおして日本の伝統文化、礼儀・礼節を知る」のテーマで話してもらっている。

 「ビジネスに直接関係のないテーマが多いのは、教養が長い目で見てフィードバックされ、仕事の成果に現れるから」と滝澤さんは説明する。

 50回目のテーマは「議員は議論する人~市議会とはなにか~」。愛知県犬山市の久世高裕、柴山一生の両市議、春日井市の末永啓市議の3人を講師に予定している。

 13日午後7時(6時半受付開始)から。定員約50人。参加費は1千円。交流会の希望者は別途2500円。申し込みは「ようゆう会」の公式サイト(http://yo-yu-kai.org/別ウインドウで開きます)などで。問い合わせは滝澤さん(090・4265・6010)。(本間久志)