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労災記録開示命じる 石綿被害者遺族の開示請求訴訟

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米田優人
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 アスベスト(石綿)関連疾患で死亡した元労働者の男性2人の遺族が、元労働者の労災記録の開示請求を労働局が拒んだのは違法だとして、国を相手に不開示処分の取り消しを求めた訴訟の判決が5日、大阪地裁であった。三輪方大(まさひろ)裁判長は処分は違法だったとして、処分を取り消した。

 原告は男性2人のそれぞれの長男。判決などによると、男性2人は兵庫県尼崎市の石綿関連工場で勤務後に中皮腫で死亡した。労災認定を受け、それぞれの妻が遺族補償年金を受給していたが、妻も亡くなった。

 原告は元労働者の被害に対する国の責任を認めた最高裁判決(2014年)後にできた、元労働者の遺族らが労災記録などを示せば賠償金が支払われる救済枠組みに基づいて提訴しようと、昨年3月に兵庫労働局に記録の開示を請求。しかし「原告本人ではなく死者の個人情報で、開示対象ではない」と拒まれた。

 判決は、原告2人は元労働者…

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