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 高松市などが電柱にカメラを付け、映像データを蓄積・分析する実験を5月末から始めている。市は、川の水位の監視や不審者の把握に役立てるとし、「個人を特定する目的では使わない」と説明している。

 市と四国電力、映像解析などを手がける東京のベンチャー企業が実施。商店街や川沿いなど市内5カ所の電柱にカメラを付けた。

 カメラは24時間作動し、赤外線で夜間でも撮影できる。市職員がリアルタイムで映像を見られるほか、インターネット上にデータを蓄積し、分析できる。市は通行量や水位の把握、不法投棄の監視などに活用できるとみている。

 個人の顔が特定できる画質だが、市は条例などに基づき、外部へのデータの提供は基本的にはしないとする。ただ、「捜査機関には提供することはある」(担当者)と説明。裁判所の令状が必要かどうかは、取り決めにはないという。

 実験は8月末ごろまでを予定し、その後はデータを削除する。本格的に導入するかは今後、市と四国電力で協議するという。(石川友恵)