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 ドラッグストア大手の再編は、業界首位を目指して2社が1社を取り合う争奪戦になってきた。すでに統合協議をしていたスギホールディングス(HD)とココカラファインに対し、マツモトキヨシHDが5日、ココカラに統合提案して割って入ったのだ。ココカラはスギとマツキヨのどちらを選ぶのか。協議の行方はまだ見通せない。

 マツキヨは利益率の高い自主開発商品(プライベートブランド=PB)に力を入れており、4月に発表したココカラとの資本・業務提携の協議でPBの売り場拡大を目指した。商品の共同調達で、仕入れ費を抑えることも狙っていた。

 マツキヨはこれまで、提携から一歩進んだ形の経営統合には慎重だった。5月の決算会見で松本清雄社長は「経営統合すると人件費などが上がり、負荷にもなる」と指摘していた。

 だが、そうこうしている間に今月1日、ココカラとスギが統合協議をしていることが明らかになった。これがマツキヨも統合提案するきっかけになったようだ。マツキヨ幹部はスギも含めた「3社連合」については「まったく想定していない。あくまでもココカラと誠意をもって話し合う」という。

 スギ幹部はマツキヨの動きは「…

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