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 夏の夜空を彩る打ち上げ花火は、梅雨入り前のいまが生産の追い込み時期だ。業界団体の日本煙火協会(東京)によると、全国には126社の花火メーカーがあるが、佐賀県内では唐津煙火(唐津市)の1社だけ。木塚博治社長(61)に製造工程や花火が広がる仕組みを聞いた。

 打ち上げ花火は丸い玉の形をしており、導火線がついている。唐津煙火では直径6センチの「2号」から同30センチ弱の「10号」までを中心に作っている。10号は、昔で言う「一尺玉」だ。20号や30号を作ることもある。

 粉末状の薬品を混ぜ合わせて火薬にする。薬品の種類によって、花火の色も変わる。赤は炭酸ストロンチウム、緑は硝酸バリウム、青は酸化銅といった具合だ。

 小さなセラミックの粒に火薬を…

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