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 国宝・松江城の南側にある石垣の下に、戦時中につくられた防空壕(ごう)の跡があるのを松江市が確認した。島根県が県庁職員を避難させるために設けたとみられる。市埋蔵文化財調査室によると、総延長約44メートル。防空壕の存在は古くから知られていたが、規模が判明したのは初めてという。

 防空壕跡があるのは松江城二ノ丸の南端、「月見櫓(やぐら)跡」の直下。今年2月のレーダー調査で、土が緩んでいる箇所が分かり、5月下旬に発掘調査をした。

 調査室によると、防空壕への「入り口」と見られる穴が2カ所あり、入っていくと東西に約28メートル、幅約4・5メートル、高さ約2メートルの空間につながる。二つの入り口同士は約15メートル離れており、西側の入り口が長さ約7・5メートル、東側は約8・9メートル。全体を上から見ると、2枚歯のゲタの台を横から見たような形をしている。

 1945年3月2日に県から松江市にあてた、防空壕をつくる際に出た土を松江城の堀に捨てることの是非を尋ねる内容の文書が、市役所の保管庫に残っていた。文書で記された壕の位置と確認された場所はほぼ一致しているという。

 松江では大規模な空襲はなく、…

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