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廃虚探訪in茨城<第1回>

 各地に残された「廃虚」には、様々な記憶が封じ込まれています。茨城県筑西市にある元ストリップ劇場は、20年以上前に火災に見舞われ中は真っ黒という、想像するだけでぞっとする場所です。そこで見たのは、昭和のバブルの残像と、全国で問題化している所有者がわからない空き家の現実でした。

本当にこんな場所に?

 水戸市から車で約1時間。県西地域に位置する筑西市は農業が盛んで、小玉スイカや梨が特産です。目指す「明野劇場」は、市の中心部から8キロほど離れたところにあります。車から見える景色は田畑に変わり、本当にこんな場所にストリップ劇場があったのか、と疑問も湧いてきます。

 目的地の近くに車を止めて外に出てみると、目に映ったのは空を舞うカラスの大群。劇場に続く小道の脇には杉林がうっそうと茂り、不気味さを増長させます。この日はあいにくの曇り空で肌寒く、足取りはさらに重くなりました。

 明野劇場をインターネットで検索してみると、夜に中に入って「肝試し」する人も多いようで、劇場内部の写真とともに心霊スポットとして紹介されています。

 今回は、事前に会社が登録しているネットサービスで登記情報を取得し、土地の所有者に連絡を取り、取材の了解を取りました。県内に住む所有者の男性によると、劇場側に土地を貸したのは男性の父親で、男性も詳細は知らないとのこと。もう何年も足を運んでいないが、「ゴミを勝手に捨てる人がいて困っている」と話していました。

「これほんと無理です!」

 実際に劇場を見て、男性が言っていた意味が分かりました。

茨城の廃虚を巡るシリーズの第1回です。全3回。ここから記者が内部に入っていきます。最後には中の動画も。

 劇場の前に、大量のゴミが散乱…

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