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 静岡県内各地の高校で、「生命(いのち)のメッセージ展」が開かれている。高校生に命の尊さについて考えてもらおうと県が主催し、今年で3年目。展示内容は、NPO法人「いのちのミュージアム」(東京)が企画した。

 会場では、飲酒運転による交通事故などに巻き込まれ、若くして命を落とした人たちの等身大パネル30体が並ぶ。パネルは「メッセンジャー」と呼ばれ、本人の写真や遺族からのメッセージなどが添えられ、足元には故人が生前履いていた靴が置かれている。

 現在開催中の県立静岡城北高(静岡市葵区)で展示を見た3年の浅井悠さん(18)は「同年代の子たちの人生が一瞬で奪われてしまうのは本当につらい。もっと周りや環境が変わっていかなければ」と話した。

 同校では文化祭に合わせて8日午前9時半から午後2時半まで一般公開される予定。今年度は県内14校で開催予定で、遺族による講演もある。(和田翔太)