【動画】事故があった交差点の約900メートル手前の防犯カメラに映っていた小島さん運転と見られる乗用車=読者提供
[PR]

 福岡市早良区の市道交差点付近で男女計9人が死傷した事故で、計5台の車と衝突や接触を繰り返した乗用車は、交差点の約900メートル手前では正常に走行していたとみられることがわかった。朝日新聞が入手した防犯カメラの映像に映っていた。

 事故は4日夜に発生。同区原3丁目の小島吉正さん(81)が運転する乗用車が交差点の南約600メートルで同じ進行方向の乗用車に追突し、そのまま北上。約200メートル手前で対向の軽乗用車と接触、交差点の直前でタクシーにぶつかった。さらに交差点内で乗用車2台を巻き込み、歩道で男性にぶつかって止まった。

 交差点の南約900メートル付近にある防犯カメラには、小島さんが運転しているとみられる車が、通常の速度で道路を走る様子が映っていた。その前方には、最初に追突されたとみられる車も映っていた。

 また、福岡県警早良署は6日、司法解剖の結果、小島さんの死因は外傷性ショックで、心臓発作や脳梗塞(こうそく)などを起こした形跡はなかったと発表した。妻節子さん(76)の死因は胸部外傷だった。けがをした7人は、2人が重傷で5人は軽傷だったという。