広告炎上にモヤモヤ「何がダメなの?」女性記者がっかり

有料記事炎上広告

篠健一郎 筒井竜平 高橋末菜 栗林史子
[PR]

「わからない」男性記者のモヤモヤ

 そごう・西武、ロフト、グリコ――。今年に入ってから、女性にまつわる大企業の広告がインターネット上で批判を受け、「炎上」する事例が相次ぎました。朝日新聞紙上や朝日新聞デジタルでも、こうした広告の炎上事例について何回か取り上げてきました。

 ただ、私たち2人の男性記者にはモヤモヤした気持ちが芽生えました。

 〈この広告の何がダメなのか、よくわからない。多少の賛否はあるにしても、批判が殺到するほどの問題なのだろうか……〉

 朝日新聞は、男女格差や男女差別をなくしていきたいという思いを込めた企画「Dear Girls」などを2017年から展開し、私たちもその趣旨に賛同してきました。

 朝日新聞経済部には、こうした企画に携わり、企業広告の炎上事例についても取材してきた同僚の女性記者がいます。2人の女性記者に、思い切って私たちの「モヤモヤ」を伝えてみました。

 彼女たちは、がっかりした表…

この記事は有料記事です。残り1343文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

炎上広告から記者が学ぶジェンダー

炎上広告から記者が学ぶジェンダー

女性にまつわる広告の「炎上」を通じ、ジェンダーを考えます。[もっと見る]