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 「梅しば」などの商品で知られる村岡食品工業(前橋市高井町1丁目)が製造したチョロギの酢漬けの中に1センチ程度のガの幼虫が混入していたことが、同社への取材で分かった。原料の輸入元の中国国内で虫食いが生じた可能性が高いという。同社は3月中旬に事態を把握したが、健康被害の可能性がないとして保健所への報告や発表はしておらず、店頭からの回収はしていない。

 村岡食品工業によると、3月中旬に東京都内の購入客からメールで指摘があった。この客から購入商品を回収して外部機関で虫の成分を分析。前橋市の工場での加工前に中国で混入したと判断しているという。

 社内で問題を共有し、包装前の検品の精度を高めるとしており、広報担当者は「お客様に不快な思いをさせてしまい、非常に申し訳ない。再発防止のために企業努力をする」と話した。

 チョロギはシソ科の植物で、地下茎の一部が酢漬けで食用になる。おせち料理にも使われる。虫が混入していた商品は2010年発売で、年間の製造数は非公表。別のパッケージも含め、大手コンビニエンスストアやスーパーなどで売られている。(山崎輝史)