拡大する写真・図版 舞台「ファントム」の前に、本職の落語を披露する林家染雀さん(左)と、歌姫クリスティーヌになりきる染雀さん=2019年5月13日、大阪市北区、滝沢美穂子撮影

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 宝塚歌劇団が好きすぎて、自らタカラジェンヌになりきって歌い踊る噺家(はなしか)がいる。合言葉は「清く、正しく、おもしろく」。宝塚関係者やファンからも愛され、チケットが売り切れるほどの人気ぶり。客席に笑いの渦を巻き起こしている。

 キラキラのドレスに、ぱっちりお目々。ど派手な衣装をつけた噺家を中心とする芸人たちが5月中旬、上方落語の寄席・天満天神繁昌亭(大阪市北区)に勢ぞろいした。

 公演名は「花詩歌(はなしか)タカラヅカ」。前半は、宝塚ネタを採り入れた落語を披露し、「ロケット(ラインダンス)」「専科」などの宝塚用語が次々と飛び出した。後半は、オペラ座の怪人の悲恋を描くミュージカル「ファントム」に、三味線奏者や浪曲師らも加わって約20人で挑んだ。

 「♪僕の叫びを 聴いてーくれー」。冒頭、浪曲師の真山隼人(まやまはやと)さん(24)がこぶしをきかせて謡うと、客席からクスクス笑いが起こった。本家では、トップスターがオーケストラ演奏をバックに熱唱する大迫力の場面だが、こちらは三味線がチャランと鳴り、「ヨーッ」とかけ声が入る。

後半は、熱中しすぎてまさかの退団セレモニー?

 女性噺家の桂あやめさん(55…

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